金融経済
企業法制の将来展望 資本市場制度の改革への提言 2024年度版
ISBNコード | 978-4-88177-781-7 |
著者 | 神田 秀樹 編著 |
定価 | ¥3,520(税込) |
発行年月 | 2023年12月 |
主要内容
企業法制を巡る調査研究報告書の最新版。世界各国の紛争や自然災害等による天然資源の価格高騰・物価上昇で経済の不透明感が増す中、サステナブルファイナンス市場の法的整備は断続的に進められ、SDGsに向けた持続的行動が注視されています。本書では、金融・資本市場を取り巻く環境の変化および諸問題の最新動向をフォローし、日本の企業法制について理論と実務の両面から検討しています。これまでのシリーズと同様、最前線の学者・実務家による調査研究を実施。金融・資本市場法制の有り方を議論する上でのベースとなる1冊です。
主要目次
刊行にあたって
研究会参加メンバー
はじめに
第1章 サステナブルファイナンスの潮流
中空麻奈
第2章 サステナビリティ情報開示に関する動向・今後の展望
藤野大輝/鈴木利光
第3章 スタートアップ投資の拡大に向けた資本市場制度改革
大崎貞和
第4章 ダイレクトリスティングと証券訴訟
飯田秀総
第5章 欧州における株式上場制度の見直しに向けた近時の取組み
石川真衣
第6章 インサイダー取引規制の構造・機能の再検討
加藤貴仁
第7章 ビットコイン現物ETF の承認を巡る米国の議論
関雄太
第8章 非公開情報授受規制について
松尾直彦
第9章 人権デュー・ディリジェンスについて
根本剛史/森田多恵子
第10章 敵対的買収に関する近時の裁判例の検討
脇田将典
第11章 買収手法の強圧性と買収防衛策
伊藤雄司
第12章 金融商品取引法における市場概念
神田秀樹