金融経済
企業法制の将来展望 -資本市場制度の改革への提言- 2022年度版
ISBNコード | 978-4-88177-776-3 |
著者 | 神田 秀樹 責任編集 公益財団法人資本市場研究会 編 |
定価 | ¥3,520(税込) |
発行年月 | 2021年12月 |
主要内容
企業法制を巡る調査研究報告書の第9 弾。新型コロナウイルスが発生し、世界経済は一転。格差拡大が懸念される中、あらゆる改革が急務となっています。本書では、金融・資本市場を取り巻く環境の変化および諸問題の最新動向をフォローし、日本の企業法制について理論と実務の両面から検討しています。
これまでのシリーズと同様、最前線の学者・実務家による調査研究を実施。金融・資本市場法制の有り方を議論する上でのベースとなる1 冊です。
主要目次
刊行にあたって
研究会参加メンバー
はじめに
第1章 サステナブルファイナンスの新潮流
中空 麻奈
第2章 暗号資産を巡るEU の規制動向
~ステーブルコインの潜在的なシステミック・リスクに着目~
鈴木 利光
第3章 米国金融規制及び国際金融規制の最新展開
松尾 直彦
第4章 米国における非登録証券の市場をめぐる規制改革
大崎 貞和
第5章 暗号資産の管理の委託と電子記録移転有価証券表示権利等の預託
—トークンの管理を巡る顧客と業者の関係に関する試論
加藤 貴仁
第6章 主要株主の短期売買差益返還義務の立法の経緯
飯田 秀総
第7章 公開買付規制の総合的検討―序論
脇田 将典
第8章 M&A における混合対価の活用促進に向けて
~その意義と制度的な課題~
浅岡 義之
第9章 フランスにおける株主アクティビズム規制をめぐる議論の現状
石川 真衣
第10章 ドイツにおける財団による事業会社株式・持分の保有
松元 暢子
第11章 コーポレートガバナンス・コードの2021年再改訂
神田 秀樹