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会計関係

公認会計士倫理読本 平成28年増補版 ―国際的な信認を得るための鍵―

 ISBNコード 978-4-88177-762-6
 著者八田 進二 著
 定価¥1,870(税込) 
 発行年月  2016年7月

主要内容

21世紀初頭、エンロン社の破綻事件を契機に、歴史ある会計事務所が消滅した。 
同様の出来事はわが国でも起きており、公認会計士の倫理観が問われている。「会計プロフェッション」としての公認会計士は、公共の利益を守るために信頼性と透明性が求められる。 
本書はその高い倫理観を保持・維持するために必要なことを凝縮して提示する。

主要目次

序章 はじめに 
第1節 日本の法定監査制度 
第2節 本稿の目的と考察方法 

第1章 監査責任追及訴訟 
第1節 裁判例 
第2節 問題の所在 

第2章 会社法監査 
第1節 商法制定前の会社制度と監査 
第2節 ロエスエル草案と明治23年旧商法 
第3節 明治32年商法 
第4節 商法監査の展開 
第5節 会社法監査の関係規定と会計監査人 

第3章 金融商品取引法監査 
第1節 戦前の証券取引法制とアメリカの会計監査制度 
第2節 証券取引法制定と証券取引法監査の導入
 
第4章 会社法に基づく会計監査人の責任 
第1節 会計監査人の対会社責任 
第2節 会計監査人の対第三者責任 

第5章 金融商品取引法に基づく監査責任 
第1節 金融商品取引法監査制度における監査責任規定 
第2節 アメリカ証券諸法に基づく公認会計士の開示責任規定 
第3節 証券諸法に基づくその他の監査責任関連規定 
第4節 アメリカの監査責任の判断枠組みと責任基準 
第5節 証券諸法に基づく会計士の開示責任訴訟の検討 

第6章 おわりに