金融経済
企業法制の将来展望 -資本市場制度の改革への提言- 2016年度
ISBNコード | 978-4-88177-761-9 |
著者 | 神作 裕之 責任編集 公益財団法人資本市場研究会 編 |
定価 | ¥3,300(税込) |
発行年月 | 2016年1月 |
主要内容
企業法制を巡る調査研究報告書の第4弾。
「コーポレートガバナンス・コード」と「スチュワードシップ・コード」の導入により、企業の持続的成長と更なる価値向上が期待されています。
一方、資本市場においてそれらの機能が十分発揮されるにはまだ多くの課題があります。
本書は昨年に引き続き、金融・資本市場の最新動向をフォローし、諸問題の原因を分析しています。
金融・資本市場法制の有り方を議論する上でのベースとなる1冊です。
主要目次
刊行にあたって
はじめに
神作 裕之
第1部 グローバル市場をめぐる近時の動向
第1章 非財務情報と統合報告
弥永 真生
第2章 グローバル金融規制の最新展開
―ノンバンク(シャドーバンキング)分野の規制など―
松尾 直彦
第3章 金融規制の直近のテーマとそれによる金融機関経営への影響に関する考察
中空 麻奈
第4章 日米欧における近年の一般投資家保護の諸相
松井 智予
第5章 米国における株式市場構造をめぐる規制改革
大崎 貞和
第2部 日本の会社法と資本市場
第6章 振替株式の株主による権利行使の方法に関する一考察
―特に個別株主通知という仕組みの合理性について―
加藤 貴仁
第7章 コーポレートガバナンス・コードへの対応
武井 一浩
第8章 機関投資家による株式保有の進展がもたらす問題
松井 秀征