金融経済
企業法制の将来展望 ―資本市場制度の改革への提言― 2015年度版
ISBNコード | 978-4-88177-759-6 |
著者 | 神作裕之 責任編集 公益財団法人資本市場研究会 編 |
定価 | ¥3,300(税込) |
発行年月 | 2015年1月 |
主要内容
実務家と研究者が今後の資本市場法制・規制を徹底解説!!
企業法制を巡る調査研究報告書の第3弾。
アベノミクスや非伝統的金融政策により日本経済再生に向けて本格始動する中、法制・規制改革には依然として多くの課題が残されています。
本書は前年度版に引き続き、金融・資本市場の最新動向をフォローし、諸問題の原因を分析しています。
金融・資本市場法制の有り方を議論する上でのベースとなる1冊です。
主要目次
刊行にあたって
はじめに
神作 裕之
第1部 日本の資本市場をめぐる近時の動向
第1章 NISA の導入の経緯・目的・特徴と今後
吉井 一洋
第2章 リスクマネーの供給拡大を図る制度改革
大崎 貞和
第3章 日本版スチュワードシップ・コードと資本市場
神作 裕之
第2部 日本の資本市場と会社法
第4章 議決権種類株式は資本市場を破壊するのか?
加藤 貴仁
第5章 組織再編における総会基準日後取得株式の株式買取請求権
―平成26年会社法改正を経て―
武井 一浩・髙木 弘明
第6章 債権法改正と会社法
―保証人保護が与えるインパクト―
弥永 真生
第3部 グローバル市場をめぐる近時の動向
第7章 欧州銀行同盟とベイル・インについての考察
中空 麻奈
第8章 グローバル市場規制の最新展開
―米国ドッド=フランク法など―
松尾 直彦
第9章 会社内部情報に関する報道と開示
―ヨーロッパにおける法的規律―
松井 秀征